| 18-2-2 | (a) | 木部の素地ごしらえは、表18.2.1により、種別は特記による。特記がなければ、不透明塗料塗りの場合はA種、透明塗料塗りの場合はB種とする。 |
| 工程 | 種別 | 塗料その他 | 面の処理 | ||||
| A種 | B種 | 規格番号 | 規格名称 | 種類 | |||
| 1 | 汚れ、付 着物除去 |
○ | ○ | − | 木部を傷つけないように除去し、油類は、溶剤等でふき取る | ||
| 2 | やに処理 | ○ | ○ | − | やには、削り取り又は電気こて焼きのうえ、溶剤等でふき取る | ||
| 3 | 研磨紙ずり | ○ | ○ | 研磨紙P120〜220 | かんな目、逆目、けば等を研磨する | ||
| 4 | 節止め | ○ | - | JIS K 5431 | セラックニス類 (ｾﾗｯｸﾆｽ・白ﾗｯｸﾆｽ) |
セラックニス1類 | 節及びその周囲等 に2回はけ塗り |
| 5 | 穴埋め | ○ | - | JIS K 5591 | 油性系下地塗料 | オイルパテ | 割れ、穴、隙間、くぼみ等に充填する |
| JIS K 5669 | 合成樹脂エマルションパテ | 耐水形 | |||||
| JASS18 M-110 |
不飽和ポリエステル樹脂パテ | − | |||||
| 6 | 研磨紙ずり | ○ | - | 研磨紙P120〜220 | 穴埋め乾燥後、全面を平らに研磨する | ||
| （注） | 1. | ラワン、しおじ等の場合は、必要に応じて、工程2ののちに目止め処理をおこなう |
| 2. | 屋内で現場塗装する場合、工程5の穴埋めは、合成樹脂エマルションパテとする。 | |
| 3. | JASS 18 M-110は、日本建築学会材料規格である。 |